先日のイベントで@だーわー が鮨を楽しそうに握っていたのと、その2日後にちょうど回転寿司店でミシュラン三つ星シェフ・生江史伸さんにインタビューしたのが偶然重なった。

鮨について考えるなかで、厳しい修業の職人の世界のイメージが強く「神格化されすぎてないか?」ということに考えがいたった。食べる側にとってもあまりにも「ハレの日」の食事すぎるのも疑問に思った。

そこで、極限まで手を抜いて日常食の鮨をしてみることで何か気付きがあるのではないかと思い、スーパーで刺身の盛り合せ(1300円)を買ってきて握ってみた。

魚は、水と酒で洗って下処理。このやり方まじおすすめです。


シャリは、昆布と酒、酢などを加えて炊飯器で炊く簡易版にした(これは妻にお願いした)。

鮨は、3月に和田さんのイベントで10分ぐらい寿司職人さんに教えてもらったことがある程度。それ以来やったことがない。YouTubeでなんとなく思い返して挑戦してみる。軍艦は何も見ずにイメージでやってみる。

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完成がこちら、見栄えはなんとかなっている(ように感じる)。味も、刺身と酢飯なので、そんなに変な味にならないし、醤油つければまとまってくれる。

シャリの量が多いとか、もっと口の中で解けてほしいなどいろいろ改善点はみえたが、そんなことはどうでもよかった。

「なんだ、鮨って、別に誰でもやっていいんじゃん」

鮨の懐の深さ、自由さにを感じた家鮨初体験の一夜だった。

みんなも家鮨やってみたら?