東京都奥多摩地域で栽培されているワサビには、長い歴史と豊かな自然の恵みがあります。

ワサビの栽培は17世紀初頭、江戸時代のはじめに静岡県伊豆市有東木で始まったとされており、これが日本で最初のワサビ栽培といわれています。山あいの冷涼な気候と清らかな湧水を利用した栽培方法は、やがて全国に広まりました。奥多摩地域でも、江戸時代からワサビの栽培が行われており、とくに御岳山のふもとや檜原村、日原地区といった湧水が豊富な地域で伝統的に続けられてきました。

この地域のワサビ栽培は、山間の急斜面を利用した「沢わさび」方式で、農薬に頼らずに清流だけで育てられるのが特徴です。奥多摩の澄んだ水と冷涼な気候が、香り高く、辛味に深みのあるワサビを育てます。

ワサビの産地である奥多摩町に移住し、伝統的なワサビ畑を受け継いでワサビ栽培の方法だけでなく、その景観や経済的な地域資源として捉えなおしTOKYO WASABIとして新しいカルチャーを創生しようとしているのが「TOKYO WASABI」@_tokyowasabi_ @tokyo_wasabi_experience の角井仁さん、竜也さん兄弟です。

神奈川県横須賀市出身の角井仁さん・竜也さん兄弟は、奥多摩のわさびに魅了され、2018年に移住してわさび栽培を始めました。兄の仁さんはアウトドアガイドとして奥多摩を訪れた際にわさび田の存在を知り、弟の竜也さんは美容業界から転身したそうです。2019年の台風19号で被害を受けたわさび田の復旧作業を手伝う中で、栽培放棄地を借りることができました。彼らは「TOKYO WASABI」として、わさび田の修復や栽培、体験ツアー、加工品の販売などを通じて、奥多摩のわさび文化を次世代に伝える活動を続けています。

Food HEROes U-30 COMMUNITY恒例の産地訪問で訪問させていただきました。奥多摩の渓谷を歩いてのぼり、辿りついた先に広がった美し緑のワサビ畑の美しさは、ため息が出るほどでした。人間の営みが生みだした「自然」という風景に感動したのです。

都内でこにような環境でワサビが栽培されているのは貴重であり、料理人にとっても注目の産地といえるでしょう。食材としての魅力に加え、江戸の食文化や地場の歴史にも触れることができる奥多摩ワサビ。現代に生きる私たちにとって、地域と自然と料理をつなぐ存になっていました。

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参加メンバー
@健志  @りゅう @秋山 @シドニー 

#産地訪問の学び_FoodHEORes
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edit by @えろくまえさん 
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